休日出勤は驚くほど仕事が捗った件

 

 

 不運にも爆弾が3つ同時に爆発してしまい、やむを得ず休日出勤してしまうことになった。

 

今まで「休日出勤」というと、ブラック企業のようなイメージがあり個人的にずっと避けてきたのだが、いざ休日出勤をして事務作業をこなしていると、普段の平日に事務作業を行うよりも作業が捗ることに気づく。

異常なほど生産性が上がっているのだ。

 

 

理由はたった1つで、「作業が集中できる環境」になっているから。

当たり前のことなのだが、いかに普段の平日が集中できない環境で作業させられているかよくわかる。

 

 

しかも普段の平日だと、1日の終わりに「今日何もできていない・・・」と気づき、唖然とすることも多々ある。

同じような経験をしている人も多いだろう。

 

 

では、なぜ平日の会社が集中できない環境なのか考えてみる。

 「雑音」が多すぎる

 

人は音によって集中力が削がれてしまう。

深い眠りから目覚まし時計で起こされるのと同じだろう。

 

会社ではみんなパソコンに向かいキーボードをカタカタ。

大きな声での叱責や隣の席で電話対応。おっさんのデカいくしゃみや咳。

 

全てが集中力の妨げになっており、僕たちの生産性を落としていく。

無論、僕の電話対応やキーボード音も誰かの集中力を妨げているかもしれない。

 

突然話しかけられる

 

「今お時間いいですか?」

会社員になって、何回この言葉を発し、何回言われたのだろうか。

 

もちろん、相互にコミュニケーションを取らないと仕事が円滑に回らないから話しかけることは悪ではない。

 

しかし、どうしても集中の妨げになることは否めない。

結局1時間くらい話込んでしまい、自分のやるべきことが全く進んでいない。

話終えたあとは自分が何をしていて、どこまでやっていたのか思い出す時間も必要になる。

 

それを考えている間にまた違う人から話かけられるのは多々あるだろう。

 

余計な会議の多さ

 

必要ない会議は非常に多い。

特に、「どこの部署責任かわからなくする」ための会議は非常に無駄であると感じるし、この類の会議はとても多い。

 

 

会社によりけりだと思うが、僕の場合は社内会議の方が多く、しかも1回の会議が1時間~2時間、週2~3回あるのが当たり前だ。

 

会議が多いと全く仕事が捗らない。

冷静に振り返ると(冷静にならなくても)、自分はいなくてもよかったのでは?という場合もある。

 

しかも人数が増えると余計なこという輩が多くなり、会議時間が延びてしまいがちだ。

いくらペーペーが吠えたところで、この風土は変わらないだろう。

 

メール・チャットを見てしまう

メールはCCが入っているから、自分にはあまり関係ないことでもポンポンメールが飛んでくる。

 

同様にチャットも常に飛んできており、少し目を離すと結構な量がたまっている。

 

メールもチャットも100%関係ないことではないため、気になってしまいメールやチャットを追いかけてしまう。

便利な反面、自分の作業を止めてしまうことになるため生産性を落とす要因の1つなのではないだろうか。

 

会社で集中するためにはどうすれば良いのか

 

 

本当はノイズキャンセリングの付いた良いイヤホンやヘッドホンを付けて仕事をするのが良いだろうが、さすがにそこまですると怒られそうだから僕は耳栓を付けて作業をしている。

 

 

僕は使い捨て耳栓をよく使用している。

 

遮音性は高いかと聞かれると正直、めちゃくちゃ高いわけではないが、職場にそんな高性能な耳栓は不要だと思う。

 

急に肩叩かれて驚くことも多い。

だから遮音性が高すぎることも多少不便さを感じる。

実際、音が小さくなるだけでも集中力は倍増するし、名前を呼ばれても反応できるくらいの音になる。

 

 

しかしながら集中するのに1番大事なのは、所属している課やグループ単位で集中しやすい環境をみんなで作っていくことなのだと感じている。